社会保険と国民保険の違いとは?
日本では、すべての国民がどの病院を利用しても同じ医療費で治療が受けられる「国民皆保険制度」を実施しています。
この制度の医療保険は大きく社会保険と国民保険に分けることができますが、どのような違いがあるのかご存じでしょうか?
今回は、そんな社会保険と国民保険の違いについてお話ししていきます。
▼社会保険とは
社会保険は、会社で勤務する正社員の他に、条件を満たした契約・派遣社員やパート従業員が加入するものになります。
この保険は、全国健康保険協会や健康保険組合が運営していて、社会保険の中に5種類の保険や制度が含まれています。
①医療保険
②年金保険
③雇用保険
④介護保険
⑤労災保険
社会保険は、勤務先の会社が保険料の半分を負担してくれます。
▼国民保険とは
国民保険は、先ほどの社会保険加入者や生活保護を受けている方以外は全員加入しないといけません。
万が一、会社を退職後に国民保険に加入し忘れていた場合は、さかのぼって保険料を納めなければならなくなるので、忘れずに加入しましょう。
▼社会保険と国民保険の違い
社会保険と国民保険の違いを、大きく4つに分けてお話ししていきますね。
■家族を扶養に入れれるか
社会保険の場合は、3親等以内で条件を満たすことができれば、被保険者の扶養に入れることができます。
しかし国民保険は不要に入れることができません。
■保険料の違い
社会保険の場合は、勤めている会社の基本給や手当などの収入で金額が決定し、支払金額の半分を会社が負担してくれます。
一方の国民保険の場合は、医療や後期高齢者支援・介護納付などを合わせて決められた計算方法で算出されます。
■保険団体の違い
社会保険は全国健康保険協会や健康保険組合ですが、国民保険の場合は都道府県または市町村が保険者となります。
■保障内容の違い
最初にお話ししましたが、社会保険は5種類の保険や制度が含まれています。
国民保険と社会保険では、将来もらえる年金額も違ってくるので一度確認してみても良いですね。
▼まとめ
社会保険と国民保険はいくつか違いがあり、企業で務める場合は社会保険に加入しなければなりません。
当社は、社会保険を完備していて福利厚生も充実しております。
建築関係の仕事に就きたいとお考えの方は、一度当社へご相談ください。
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