鳶と呼ばれる
職人は、必ずハンマーを持っています。
今回は、鳶がハンマーを必要とする理由を見ていきましょう。
▼鳶がハンマーを持つ理由
鳶
職人たちがハンマーを持つのには、大きな理由があります。
■そもそも鳶とは?
鳶(とび)は鳶職とも呼ばれる仕事師で、主に土木や建築関係の工事に携わる
職人です。
建築において組み立て作業を担うのですが、もっぱら足場の高い高所での作業に携わります。
江戸時代から伝わる歴史ある
職人たちで、火事の際には屋根の上に上がって火消しとしても活躍したことから、江戸の街の花形として人気がありました。
■鳶とハンマー
高い足場の上で作業を行う鳶は、必ずハンマーを持っています。
ハンマーは鳶職にとってまさに必須の道具であり、ハンマーを使って物を打ち付ける他、潰すのにも必要だからです。
中でも足場の組み立ては鳶の十八番と言える仕事で、足場を組み立てていくにあたってハンマーを使ってくさびを打ち込み、足場を組んでいきます。
解体する時も同様に、ハンマーを操って手際よく組んだ足場をばらしていくというわけです。
■鳶の種類はさまざま
鳶は高所での作業を手掛ける
職人ですが、その仕事内容は少しずつ異なります。
先に挙げた足場の組み立てを専門に手掛ける鳶は「足場鳶」で、鉄骨を扱う鳶は「鉄骨鳶」です。
さらに、重さのある物を設置及び解体する鳶は「重量鳶」ですし、高速道路や高架、橋梁などを手掛ける鳶を「橋梁鳶」と呼びます。
いずれの鳶もそれぞれに適したハンマーを持っており、まさに鳶
職人の象徴と言える仕事道具です。
▼まとめ
鳶
職人は高所での作業を得意とし、組み立てや解体工事をメインに行います。
経験が物を言う
職人技ですが、誰もが多くの経験を積み、立派な鳶
職人へと育っていける仕事です。
弊社は鳶として経験をお持ちの方はもちろん、
未経験でもやる気のある方を
募集しております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。