酷暑の夏、炎天下で作業に当たる鳶
職人たちはどのような熱中症対策を行っているのでしょうか。
今回は、鳶
職人たちの熱中症対策について見ていきましょう。
▼鳶
職人の熱中症に対する3つの対策
炎天下の上に高所作業となる鳶
職人たちは、主に3つの熱中症対策を行っています。
■作業は日陰から
鳶職は高所での作業となりますので、他の建築工事に携わる
職人とは違って、暑さから逃れることはできないと言っても過言ではありません。
ただ、作業開始時点では日陰になる場所がありますので、まずは日陰から作業をしていきます。
鳶はいつも非常に高い足場だけを組むというわけではなく、住宅に足場を組むこともあり、周囲に高い建物があれば日陰ができるのです。
この日陰を利用し、直射日光にさらされないところから作業を進めていくことは、熱中症になるのを避けるための鳶の心得と言えます。
■首を冷やす
日陰での作業が期待できない場合や、炎天下での作業が避けられなくなってきたら、熱中症対策として首を冷やすのが鉄則です。
首には非常に太い血管が走っており、血管を冷やすことで体全体の体温を下げることができます。
首に1分ほど水をかけ続けると体温が下がるため、水道がある場合は休憩のたびに蛇口の下に頭を持って行く鳶
職人たちの姿が見られるでしょう。
■水分補給
熱中症対策の基本中の基本と言えば水分補給ですが、鳶職の場合は2、3時間で2リットルもの水を補給します。
そのため、鳶職は真夏ともなると作業中に6リットル以上もの水分を摂る計算です。
これくらい水分を摂らないと、十分な熱中症対策にはならないため、真夏の作業時には多めの水を持参する必要があります。
▼まとめ
鳶職の夏の作業現場は非常に過酷ですので、熱中症対策が欠かせません。
十分な水分補給と体温を下げること、そして作業の手順は真夏の暑さから身を守りつつ、仕事を進めていくのに必須です。
弊社は安全に作業できるよう、スタッフの熱中症対策に力を入れております。
求人にご応募の際は、お気軽にお尋ねください。