熱中症の症状とは?
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2022/11/03
コラム
夏の暑い日になると「熱中症」と良く聞きますが、どんな症状が出るのご存知ですか?
今回は、熱中症の症状について紹介します。
▼熱中症とは?
熱中症は、体の中に溜まった熱が体の外へ放出できずにこもり、体温が上昇してしまい起こります。
汗を大量にかいているのにも関わらず、水分や塩分を取らないなど、高温多湿の環境で長時間過ごすことでも起こります。
▼熱中症の症状
熱中症の症状には、段階があります。
■軽度
・めまいや失神
脳への血流が悪くなり、たちくらみをしてしまったりします。
顔色も蒼白になり、吐き気も伴います。
・筋肉痛や筋肉の硬直
足がつったり、体がだるく筋肉痛のような痛みを感じます。
・大量の汗
大量の汗をかき、体温が平熱から38度未満です。
■中等症
・頭痛や吐き気な不快感や吐き気を伴う倦怠感
呼吸や脈が速くなり、意識が悪い状態です。
体がぐったりとし、力が入らず体温は40度未満になります。
■重症
・高体温
体温は40度以上になり、体に触れると暑い状態です。
・意識障害
意識がなく、呼びかけなどへの反応がおかしくなります。
・痙攣や手足の障害
ガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐに歩けなくなります。
▼熱中症になってしまったらどうする?
■涼しい場所に移動
日陰やクーラーの利いた涼しい場所に移動させます。
■水分を取らせる
自分で飲める場合は、塩分が取れるようなスポーツドリンクなどを飲ませます。
■体を冷やす
脇や首、太ももの付け根など太い血管が通っている場所を水枕や氷嚢で冷やしましょう。
■様子がおかしい場合は、病院へ
自分で飲み物が飲めない時や、意識が悪い場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
▼まとめ
熱中症は、重症になると命の危険もある危険なものです。
症状を把握し、こまめに水分補給を行いながら暑い日は過ごすようにしましょう。
▼まとめ